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一進一退

今日は落ち着いています。
今までの記録をUP。また長いです。

10月10日(土)
曇り。翌日義母の法要があるためKリーダーは朝一で大阪へ出発。
マンション敷地内でトイレ散歩。排便は快調。
しかし、家の中では少しふらつき感がある。天気のせいか?
その後私がパソに向かっているとメルモが何か訴えに来た。よく見ると震えている。
発作かと思ったがそのまま少しウロウロして玄関で寝る。
お昼。自分でやって来ないので呼びに行くと、ヨロヨロと歩く。だいぶふらついている。
よく見ると右目は完全に閉じている状態になっていて、左目も半開きで瞬幕(第三眼瞼・第二のまぶた)が半分くらい上がってきている。
直ちにステロイド投与。
その後寝かせようとするが家の中をフラフラと歩き、玄関、寝室、パソ部屋、リビングと何回か周り、最終的にバリケン(今はリビングに移動)に落ち着く。
夕方、状態がどんどん悪くなるのでH先生に電話確認し、グリセリン5mlを2回飲ませる。(大量に飲ませると下痢になるので5mlずつで様子を見ながら投与)
Kリーダーと連絡を取り急遽戻ってくることになる。

一進一退_c0012120_14183512.jpgリーダーが帰ってくるまでがんばれと励まして待っていると、8時頃にだいぶ調子が良くなり、なんとゴハンも食べた。目も両目ともに普通に開いている。
その後玄関で寝るメルモ。
帰宅したKリーダーも、安定した様子に驚く。
その後外でトイレも済まし、10時頃と12時半頃グリセリン5mlずつを飲ませる。(今日の合計20ml)
だいぶ落ち着いたようで玄関で寝る。


10月11日(日)
快晴。朝7時にステロイド投与。
午前中は比較的落ち着いた様子だがまた目がつぶりがち。左目も半分閉じて瞬幕が上がっている。

一進一退_c0012120_14265229.jpg夕方B病院へ。院長休診日のためW先生に診てもらう。
入るなり熱を測ると39℃少しと微熱。これが原因で脳圧・眼圧が上がっている可能性大。
熱があるので玄関タイルで寝ていたのだろう。抗生物質を出してもらい様子見。

オヤツを食べるメルモ。
もうジャーキーもクッキーもあげてます。

一進一退_c0012120_1429553.jpgこの時はだいぶ復活したように見える。
いつも病院に来ると診察が終わって帰る時にはすごく元気になる。
お家に帰れると思うと力が湧いてくるのかな。

帰宅後、買ってきたアイスノンで首を冷やすと気持ちよさそうに玄関でしばらく寝る。
晩ゴハンは白身魚のムニエルをパクパク食べるが野菜ペーストだけになると残す。
食後、なんとなく落ち着かなくなりあちこち動き回り、さらにだんだん震えてくる。
玄関前の廊下で二人で撫でながら落ち着かせると横になる。
だいぶ落ち着いて寝始めたので寝室のメルモベッドに移すと、そのままスヤスヤ眠る。
Kリーダーがお風呂に入った直後、メルモが突然顔を上げ鼻をクンクンする。
直後にてんかん発作。
1回目の発作時は、Kリーダーが抱きかかえ私は急いで車を取りに戻った。2度目の時は2人で抱きしめ、すぐに座薬を入れるなど対応に追われた。
しかし今回は獣医の指示により抱きしめることはおろか、触ることもできずただ見守るしかない。
とてつもなく辛い。
たまらずKリーダーを呼んでくる。
ものすごく長く感じたが、1分程度だったのかも知れない。
痙攣が治まった直後からフラフラで歩き始める。家中うろうろ、転びそうになりながら歩く。
また徘徊か?
H先生に電話で指示を仰ぎ、座薬を入れる。
今回は廊下を半分に仕切って狭い範囲に入れてみるが、足下フラフラで歩く。
グリセリン5mlを投与。その後座薬2コ目を投入。
そのまま様子を見ていると、約1時間半後に倒れるように寝る。
前回の発作からちょうど1週間後。やはり、2度目(回数は3回目)の発作が起きてしまった。

10月12日(月)
晴。メルモは気持ちよさそうに寝ている。
朝9時にB病院に電話。
院長休診のためW先生に昨夜の発作の件を伝え確認しステロイドと抗生剤をヨーグルトで与えると、その後寝始める。
しばらくして我々が朝食を食べているとメルモが起きてくる。元気そうだ。
ゴハンは鶏肉を食べる。よくがっつく。
その後もリビングで我々と過ごす。
いい感じに戻ってきたと思ったが、どうも様子が変。家の中を回っている。徘徊っぽい。
一応リビングを丸く囲んで我々はあまりかまわないようにしてみる。
発作後のどこかへイッちゃってるような徘徊ではない。ちゃんとアイコンタクトもできるし我々のこともわかっている。が、止まらない。
またW先生に電話確認。グリセリン5mlを2回投与後、少し立ち止まるようになってきた。
これで様子を見る。
しかしいっこうに止まらないので散歩に出るも、排泄ナシ。
戻ってとにかく勝手にさせる。
少しすると玄関でドタッと尻餅をつき、そのまま今度は倒れるようにへたって寝始める。
まるで電池が切れるまで動き続けているようだ。
熱は38.8℃に下がった。
B病院に電話し、発作が出たら使う頓服の抗てんかん薬ではなく毎日服用して発作を“予防”する薬を出して欲しい旨相談する。本来こういった薬は強いので処方には慎重のようだが、メルモの場合は癌による発作ということもあり、フェノバールを処方してもらえることになった。とりあえずは最小量で様子を見る。
メルモはちょうど寝付いた所でKリーダーも帰ってきていたので私が1人で取りに行く。
病院に着くともう診療時間は終わっていたが待っていてくれていた。
お薬の説明や注意事項などを聞きながら私が、もしまだ何年も生きるのであれば覚悟を決めて付き合って行こうって思えるだろうけど、メルモに残された時間を思うとやっぱり…みたいな感じで言うと先生が優しい言葉をかけてくれる。そして「自分の犬もそうだったんです、だからよくわかります」と言うW先生の目が赤くにじんでるのを見たら私の中で何かが弾けてしまい。
思いがけず駐車場の車の中で大泣きしてしまった。泣いても泣いても涙が出てくる。散々泣いてヨシ、もう大丈夫!と車を出すが結局泣きながら運転してしまう。コンビニに寄って買い物してなんとか涙が乾いてから帰った。
帰宅するとメルモはまだ爆睡中。2時間ほど玄関で寝ている。
メルモを起こさないようにドアを少し閉めて夕食を食べているとメルモがやって来る。が、そのまま廊下の向こうへ歩いて行き、そこでチッチしてしまう。
トイレ(リビングにある)に行きたかったらしい。でももう粗相もまったく気にならない。
それからリビングのローテーブルに置いてあった我々の焼きそばをパクリと食べる。
他のお皿も狙う。ここのところすっかりパピー帰りしているメルモ。
でもそれはそれですごくかわいい。
ゴハンは相変わらずすごい食欲でがっつく。お薬の影響もあるのだろうがとにかく食欲があるのは嬉しい。
しかしその後また徘徊状態になる。
9時過ぎ頃ウンチをしていなかったので3ピキで散歩に出る。
町内を歩き、ウンチをする。いいウンチだ。
帰ってきてやはり歩き回っているので10時15分頃グリセリン5mlを投与。(本日合計15ml)
30分経ってお水をがぶ飲みし(グリセリン投与後30分はお水を飲んではいけない)、交代でお風呂に入っている間に玄関で寝る。
フェノバールの催眠作用が効いているのだろう。
静かにおやすみなさい。

10月13日(火)
晴。朝9時にステロイドをヨーグルトと与える。
今日はKリーダーは早出。
B病院は休診日、T病院のH先生は火・水がお休みなので何とか今日は無事に過ごしたい。
心配なのでフェノバールを早く飲ませるため朝ごはんを10時頃にあげる。(本来は12時頃がメルモの朝(昼?)ゴハン)
ゴハンは鶏肉と手羽元。骨もガリガリと元気に食べる。
その後水を飲みながら少しウロウロしたがすぐバリで寝る。ホッ。
その後何度か起きて水を飲みながら少しウロウロするがすぐに眠る。
久しぶりにこんな穏やかな午後。

一進一退_c0012120_15372331.jpg4時過ぎ起きてきておやつとお水&ウロウロタイム。

歩くときはヨロヨロしてしまうけど、まだまだ元気だよ。

その後バリで寝る。
今日は何事もなく終われそうだ。



そして今日もずっと落ち着いて過ごしています。
フェノバールが効いてなんとかこのまま発作が出ずに穏やかに過ごせますように。


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by kura_yang | 2009-10-14 15:45 | メルモ:癌との日々

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