カテゴリ:メルモ:癌との日々( 40 )

旅立ち

朝から泣いてばかりだ。
こんなことじゃいけないとわかってはいるけれど、家中どこを見ても何をしてもメルモがいる。
いや、いた。けれど、もういない。
このとてつもなく巨大な喪失感をどうすればいいんだろう。
時間が少しずつ埋めていってくれるのかな。
体中の水分がなくなるまで涙を流したら、区切りがつくのかな。
今は、苦しくて、胸が、痛いです。




c0012120_1594796.jpg亡くなる前日、グーママリンマンが会いに来てくれました。
寝室に移動したクレートの中で穏やかに眠るメルモに、優しく声をかけてくれた。
メルモはこの日とても穏やかで、スヤスヤと眠っていました。
二人に直接お別れをしたかったんだね。


そして翌10月23日金曜日、メルモは旅立って行きました。
週末は仕事の入っていたKリーダーがたまたま丸1日お休みだったこの日を選んで、いつも一緒に寝ていたベッドーー大半は勝手に自分のベッドのようにハラ天で寝ていたーー私達3ピキのベッドの上で、Kリーダーと私に抱きしめられながら、一人旅立ってしまいました。


c0012120_15421962.jpg夕方から夜まで、たくさんの友人達がメルモにお別れをしにきてくれました。
本当にありがとう。
メルモはみんなに愛されていたんだね。
c0012120_1691631.jpgお花に囲まれて、みんなに囲まれて、寂しくないね。

本当に、いつものようにただ寝てるだけみたい。
もう一回、起きてきてごらん?
起きていいんだよ。

そして夜には義兄一家も全員で来てくれた。
姪っ子の二人はメルモにとって従姉妹みたいなもの。
毎年クリスマスやお正月など、楽しく一緒に過ごしたね。
そんな思い出話をしながら夜も更け、お通夜はバタバタと賑やかに過ごすことができました。


c0012120_16135256.jpg10月24日(土)、朝。
これからお寺に向かいます。
もう触ることもできなくなってしまう。
まだ昨日まで暖かかったメルモの感触を忘れまいと、何度も何度も抱きしめました。
c0012120_16161232.jpgお寺にて。
きれいなお花達と一緒に棺に納められました。
果物やオヤツやオモチャやお手紙と一緒に。
本当にこれで最後なんだ。
この後お経をあげてもらい、出棺となりました。

Kリーダーは仕事のため骨上げは私1人で行いました。
小さなかわいいシッポのお骨と、立派な犬歯を別に分けてもらいました。
骨壺に入ったメルモは小さくなっちゃった。
でもこれはもうメルモじゃないんだな。
メルモが着ていた体の残骸。
本当のメルモはもう側にいるんだよね?
いるなら、何か合図して。
私でもわかるように、ここにいるよって教えて。



そして今日から、メルモのいない日常生活がスタートしました。
体の一部が、もぎ取られたみたいです。
心も半分、無くなっちゃったみたいです。
時間が経てば、大丈夫になるのかな。
でも、メルモのいない生活が普通になるのはいやだな。
メルモのいない辛い生活もいやだな。
“メルモがいる普通の生活”に戻りたい。


たくさんのお花が届いています。
本当にありがとう。
メルモ、あなたは本当にたくさんの人達から愛されていたんだね。
まだみなさんにちゃんとお礼も言えてないけれど、とても心が安らぎます。

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そしてブログにコメントもたくさんありがとう。
まだお一人お一人にきちんとお返事する余裕がないですが、必ずしますので少し待っててくださいね。
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by kura_yang | 2009-10-25 16:47 | メルモ:癌との日々 | Comments(50)

永眠

本日午前11時、メルモは永眠いたしました。
いつも一緒に寝ていた我々のベッドの上で、
Kリーダーと私に見守られながら安らかに旅立っていきました。
この7ヶ月間、メルモは本当にがんばりました。
お疲れ様。もう自由だよ。
メルモ、今まで本当にありがとう。

そしてブログやメールなどでたくさんの応援や励ましをくださった皆様、
本当にありがとうございました。

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by kura_yang | 2009-10-23 16:18 | メルモ:癌との日々

1日が1週間のように

長く感じられます。
なんやかやと、いろんなことが起こります。

10月18日(日)
c0012120_10453935.jpg今日も調子はいい。
朝はまた車で静嘉堂まで行こうと思ったが休館日だったので下のプチ公園へ行く。
ここも懐かしい散歩コースだ。
しっかりと歩く。そしてチッチとウンチ。
ウンチはやや柔らかかったがピチ便ではないのでヨシ。
その後朝9時にステロイド&フェノバール&胃薬の調合薬を飲む。
目薬がだいぶ効いているようでまったく痛がる素振りはない。
壁にちょっとぶつかったりしてもまったく平気だ。
ゴハンはだいたい4回くらいに分けてあげることにした。
お昼に豆あじ3本、2時頃に手羽元1本とささみと野菜ペースト、6時頃カツオ刺身、8時45分ササミと卵と野菜ペーストというような感じ。

c0012120_10482694.jpg午後は本当に穏やかな1日。
心配された発作も起こらなかった。フェノバールのおかげだ。
調子がよくなるとメルモはクレートでなかなか寝ない。寝かしつけても起きてきてしまう。
よろけながらウロウロするのだが、動きたいのなら自然にさせておこうと思う。
夕方の散歩は隣の駐車場まで抱えていき、チッチとウンチをする。


10月19日(月)
c0012120_10511822.jpg今日も朝から調子がいい。パピーの時のように我々の後を付いて回るメルモ。(ヨロヨロしながらだけど)
散歩もまた静嘉堂へ。ヨロヨロしながらもしっかり歩く。
立派なバナナ状の至極健康的なウンチをする。
その後、明るい間はとても穏やかな時間が流れていた。
リビングのクッションで寝かせていると、足をバタバタ動かす。
自転車を漕いでいるような感じだ。夢でも見ているのかなと思う。
が、夕方頃からまた足下がフラフラになってくる。
グリセリンを5ml飲ませるがフラフラのままだ。
B病院に電話して確認、ステロイドを朝夜各1包だったが、各2包に増量することになる。
晩ゴハンとステロイド×2とその他お薬(フェノバールなど)を飲ませる。
今日はなかなか寝付いてくれない。昼間からクレートなどで寝かせても少しするとすぐ起き上がってきてしまっていた。
この時もフラフラに疲れながらなかなか寝ない。
なんとかクッションに寝かせるが、そのうちまた手足をばたつかせる。
頭ものけぞっている感じだ。なんだか、発作みたいに見える。。。
そして決定打、夕食後にKリーダーが玄関で寝かしつけているとやはり手足をばたつかせ始めた。
起き上がっても立っていられず、ハァハァと息も荒く舌も出たままだ。
グリセリンを飲ませようとしてもまったく飲めない。
両目もほとんど開いていない。とても苦しそうだ。
急遽S先生に電話。
状況を説明するとジアゼパム座薬を1つ入れる指示。
とりあえず1つ入れて30分様子見、さらに改善されなければ2コ目を入れる、それでもダメなら再度電話、ということに。
だが、1つ目の座薬でだいぶ息が落ち着いてきてそのまま倒れるように眠りに入る。
S先生に電話報告。やはり部分発作ということだ。
やっぱり出てしまった。
しかし、あのてんかん発作の苦しみと比べればまだ軽いものだし、ジアゼパム座薬1つで徘徊することもなく静かに眠ることができるならなんとかやっていけそうだと思う。
それにしても、メルモは今日とても不安だったに違いない。
だからなかなか寝たがらなかったし、またあのコワイ発作が起こるのではないかと怖かったに違いないのだ。
しかしさらにその後もう1回足をバタバタさせ始め、部分発作がまた始まってしまった。座薬2つ目を入れる。
私は玄関で一緒に寝ることにする。
どうか朝までぐっすり眠ってくれますように。


10月20日(火)
晴時々曇り。
まだ昨日の部分発作を引きずっている感じで、朝起きてもフラフラ。チッチを1回する。
9時にステロイドとフェノバールを飲ませる。
クッションに寝かせるがすぐにピクッとなって起き上がってしまう。
何度も寝かすが、足をグルグルさせている。まだ発作の状態が続いているのか。
朝ごはんを食べる。生サンマのすり下ろしと野菜とイモ。
その後フラフラで崩れそうになりながらウロウロと歩き回る。
少し様子を見るがどうしても横になれずにいるので座薬を1コ入れ、玄関で寝る。
せっかく作ったクレートはどうも落ち着かないらしく、結局いつも寝ていた玄関で寝ることが多い。確かに構造的にもウチの中では一番洞窟っぽいのは玄関だ。なので今ウチの玄関はタオルケットやら毛布やらで埋もれていて、人が出入りするにはまったく適していない空間になっている。
夕方また部分発作。足をグルグルさせて喘いでいる。
座薬を1つ投入。それでもなかなか治まらないので2個目投入。
歩けないのに起き上がって歩こうとする。
そのうちに崩れるように眠る。
しばらくは玄関で眠っていたが夜9時頃また部分発作が始まる。
S先生に電話して確認後、座薬を1つ入れる。
15分経っても治まらないので急遽病院で診てもらうことになった。
車に乗せようと抱きかかえるとそれまでバタバタ動かしていた足が治まり車に乗せて運んでいる時は静かになっていた。
夜なのに(さらには休診日なのに!)病院を開けてくれたS先生に感謝。
病院でステロイドとフェノバールの注射。
脱水症状になっている可能性アリ(昼から寝ていたのであまり水を飲んでいない)
脱水だと薬がうまく全身に回らず発作を誘発することがある。
そのため皮下点滴500mlを受ける。
今後はステロイドと共にフェノバールも2倍量にする。
座薬10コと緊急用にフェノバールの注射を1本もらう。(もしまた発作が起きたら座薬1コ、30分様子を見て治まらなければ2個目、30分様子を見て治まらなければフェノバールの注射。)
薬で眠っている状態なので自力で水は飲めない。水分補給が必要なので明日も朝一で来院するということで帰宅(10時頃)。その後は玄関で死んだように眠る。
Kリーダーが深夜12時頃帰宅する。状況を説明しているとまた部分発作が起こる。
座薬1個目投入。30分様子を見る。
発作なのか、怖くて足をバタバタさせているのか判断しづらい。
抱きかかえると一時は治まるがまた始まる。
30分後座薬2個目も投入。
自力では立てないので支えて立たせてみると動きが治まり、しばらくするとそのままぐったりと眠る。


10月21日(水)
晴。
明け方何回か足をバタバタさせるが、発作ほどの勢いはない。
頭を抱きかかえてみる。すると静かに寝始めた。
そんなことが5回ほど。
朝一でB病院へ。生食の皮下点滴と今日の朝の分としてステロイド&フェノバールの注射を受ける。
部分発作が筋肉の痙攣で起こっている発作と、発作が怖くて横になりたくなくてバタバタしているのかの判断がむずかしい。
朝のように姿勢を変えれば治まるような場合は後者とも思われる。
横に寝るのがコワイように見える。
ので、毛布で特製ベッドを作って俯せに寝かせる指示を受ける。
今日はこれから特製ベッド作りだ。
メルモは玄関でぐったりと寝ている。
これでお薬の催眠効果が切れてきて、また起き上がってヨロヨロながらちゃんと歩けるようになるのか。
また部分発作が起こってしまうのか。
この先どうなっていくのか見当もつかない。


c0012120_1126335.jpg18日の午後の様子。
窓から入ってくる風に向かってたたずむメルモ。
何を考えていたのかな。


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by kura_yang | 2009-10-21 10:43 | メルモ:癌との日々 | Comments(18)

毎日が贈り物

今日のメルモは調子いいです。
一進一退の日々ですが、毎日を感謝しながら過ごしています。


10月14日(水)
この日も夕方までは調子よく過ごしていました。
夕方B病院へ。
S先生に目のことや今後の治療について相談。
目はだいぶ眼圧も上がっているし出血して赤く濁っているけど、本人はまだ気にしていないのでもう少し様子を見ることに。
現在は脳圧を下げるためにステロイド(&利尿剤)を処方しているけれども、ステロイドは交感神経を活発にさせる作用がある。
本来は昼間は交感神経が働き外的から身を守る働きをして夜になると副交感神経の働きによって癌など体内の疾患を攻撃するはずが、ステロイド投与によって昼夜関係なく交感神経を活発にさせるため長く続けると癌に対しての攻撃ができなくなるという欠点がある。
なので今後はステロイドを段階的に減らしていくことに。(1日おき→ナシに)
今日の朝ステロイドを飲んでいるので明日はステロイドはお休み。

c0012120_11553184.jpgそれから、今まで使っていたバリケンが本来はちょうどジャストサイズだったのだけれど、足腰が弱くなって中で寝返りや方向転換ができなくなってきた。
寝ている時も←こんな感じに頭が出ちゃったり。
入る時に少しかがんだりするのも辛そうなので(時にそのまま立ち往生してしまう)、メルモのトレーナーだったF氏から大きめのクレートを譲り受けることになった。
早く届くといいな。

午後は穏やかに過ごしていたのだけど、夕方になりなんと雷雨が!(>_<)
家中音をたくさん流してごまかす。
メルモは以前より鈍感になっているのか、雷自体を怖がっている様子はないがかなり興奮気味でウロウロと歩き回る。雷の音がコワイというよりも、やはり気圧の影響で脳圧が上がっていると思われる。
だがそのうち音の方にも少し気が付いて洗面所やトイレの隅っこに隠れようとする。
そこへF氏が巨大クレートを届けてくれた。
我々が慌てて組み立てている間にメルモはいつのまにか玄関で爆睡。
そのまま1日を終える。

10月15日(木)
晴。昨日の雷雨での興奮徘徊の疲労のためか、死んだように眠っている。
11時頃朝ゴハン。
今日はステロイドなしの日なのでラシックス(利尿剤)、フェノバール、抗生剤、止血剤、他いつものサプリを飲ます。
鶏肉と手羽元を食べる。相変わらずの食欲だが足下はフラフラで立っていても倒れそうになる。
少し歩き回るがかなりヨロヨロで、もう歩けなくなりそうな勢い。
巨大クレートに何度か誘導すると、そのうちに自分から入って中で寝始める。

c0012120_1204797.jpgクレートは枠が木製でスチールの柵になっているかなり立派なもの。
洞窟にするために毛布やバスタオルなどで覆い尽くして出来上がった特製ハウス。
私やKリーダーでも一緒に入れる大きさだ。
これなら寝かしつけたり寝返りをさせたりが楽にできるのでとっても便利。
c0012120_122524.jpgメルモも足を伸ばしてゆっくり眠れる。
すっかり気に入ってくれた様子でぐっすりお休み中です。


c0012120_1241880.jpg12時少し前、グーママがお見舞いに来てくれた。
クレートでぐっすり眠るメルモに少し安堵のグーママ。
愛想無しで恐縮だったけど、むしろヨロヨロ状態でのご対面じゃなくてよかったかも。
また会いに来るよ、とメルモに語りかけてくれた。
夢の中で聞いてたはず。

その後グーママが帰ってもずーっと寝ていたが夕方頃になってメルモの様子がおかしくなる。
息が荒く苦しそうに手足を動かしているのでただちにグリセリン5mlを投与。
一瞬また発作かと焦ったが大事には至らず、また寝る。
もしかしたら発作のユメを見ていたのかなぁ。
しばらくしてまた具合が悪くなり、息も荒く体勢を変えようと少し触るとヒャン!と泣く。
B病院に電話するとステロイド投与の指示。
直ちに投与して様子を見つつ、明日の朝一で診てもらうことになった。
クレートで寝るが何度か起きてきてウロウロするが、右の鼻先や頬あたりが何かに触れたりするとヒャン!と泣く。やはり頭が痛いのか。
私はリビングのソファーで寝ることにする。
途中ハァハァすることはあったが概ね静かに寝ていた。

10月16日(金)
晴。トイレをしようと起きてくるがうまくシートで出来ない。
部屋をグルリと周りながら促すと部屋の真ん中でチッチ。出てよかった。
頭は痛いようで何かにつけヒャンと泣く。
やはりちゃんと歩けないのでKリーダーが抱きかかえて車に乗り、B病院へ急ぐ。
昨夜からの状態を鑑みて、Kリーダーも私ももうこれ以上の抗癌剤治療はやめようと決意していた。
病院に着いても診察台の上に立つこともできず横たわるメルモ。そんな状態のメルモを診てS先生も私達と同じ判断をしてくれた。
今後はいかにソフトランディングさせるか、という治療になる。
週末のT病院には行けそうもないこと、抗癌剤治療はもう終わりにしたい旨をH先生に伝えることになった。S先生からも連絡しておいてくれる。

ステロイドはやはり再開することになった。
なんとかステロイドを抜ければよかったがこの様子では到底ムリということで。(タイミング悪く雷雨だったのも悔しい)
今度は180度方針転換で、ステロイドの高容量投与によって痛みを和らげさらに組織球症においてはある程度の抗癌作用も出るそうだ。(良性の場合はステロイド治療するらしい)
病院で2倍量の皮下注射をしてもらう。
これで今日一日様子を見て、今後の投与量を再考する。
帰宅後指示によりグリセリン10mlを投与後、さらに約1時間後にラシックス。
11時頃起きてきたのでゴハン。
ステロイドはものすごく代謝が活発になるので食べられるのであればたくさん食べた方がいい。
が、下痢はコワイので1日4~5回程度に分けて食べさせることにする。

その後ずーっと寝ている。穏やかな感じ。
夕方、メルモが起き上がったのでKリーダーが帰ってきたかな~と思うと案の定帰ってきた。
こんな状態でもやっぱりわかるらしい。
KリーダーがT病院に電話し、H院長に報告する。B病院からすでに詳細を聞いていたH先生は快く我々の選択を受け入れてくれた。実はH先生の飼っていたワンコもメルモと同じように癌が脳に転移し、てんかんや徘徊といった症状を経験していてそれだけにとてもメルモの事は気にかかっていたのです、と言われたらしい。
今までのT病院での治療がなければメルモはこんなにもがんばっては来られなかっただろう。
本当に感謝しています。メルモはいい先生達に巡り会えてよかったね。

その後も家の中をウロウロする。
調子は良さそうだが、右側の頬や鼻先が何かに触れたりするとヒャンと泣く。まだ痛いみたいだ。
Kリーダーが買ってきてくれた小アジを4本食べる。相変わらず旺盛な食欲だがどんどんフラフラになっていく。
B病院に電話して報告&目薬をもらいに行く。
ステロイド系の目薬ともう1種類眼圧を下げる目薬を出してもらう。
さらに夜10時になったらステロイドとラシックスを飲ませるよう指示を受ける。
帰るとメルモは起きている。まずはステロイド系の目薬を点眼。
晩ゴハンはメバチマグロの湯通しにまぐろ刺身。薬と一緒に食べる。
しかしその後はウンチがしたいのかなかなか眠らず、クレートに入れても出てきてしまう。
しかたなく外に出すが結局ウンチはできない。
外でもうよれよれになってきたので抱えて戻る。
ステロイドは10時に飲ませる予定だったが9時15分に飲ませる。
もう一つの目薬も点眼する。
クレートではなくクッションに寝かせて二人でマッサージしているとやっと寝付く。
その後は静かに寝る。
今日は二人ともリビングで寝る。たぶんこれからも。
夜中の1時から朝にかけてほぼ1時間おきに起きてウロウロ、お水を飲む。
その都度体勢を整えて寝かしつける。



そして本日の10月17日(土)です。
とても調子が良さそうで、朝は自分で起きてきてウロウロ歩いていましたが、頭の痛いのがだいぶ軽減されているようで、ヒャンと泣くことはほとんどありません。
ステロイドは今までの2倍量をお昼に服用。
目薬はステロイド系のものを8、12、16、20時に点眼、眼圧を下げる方を10、14、18時に点眼します。
増量したステロイドに加えこの目薬がどうやら効いているような気がします。
寝ている様子もだいぶ楽そうで、自分で寝返りを打つまでになってきました。

c0012120_14362949.jpgそしてなんと、静嘉堂へ行ってみました。
ウチに来てから10年間、お庭のようにいつも行っていた静嘉堂、メルモの大好きな場所。
いつもは歩いていた道を車で登り、裏山のところまで連れて行きます。
ヨロヨロゆっくりではありますが、しっかりと大地を踏みしめて歩きました。

午後も相変わらず調子良さそうで、時々起きてきては部屋をウロウロ歩きながら、私が洗濯物を干している間は側でずっと見ていました。
こんな穏やかな日々がずっと続きますように…♪

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by kura_yang | 2009-10-17 15:40 | メルモ:癌との日々 | Comments(30)

一進一退

今日は落ち着いています。
今までの記録をUP。また長いです。

10月10日(土)
曇り。翌日義母の法要があるためKリーダーは朝一で大阪へ出発。
マンション敷地内でトイレ散歩。排便は快調。
しかし、家の中では少しふらつき感がある。天気のせいか?
その後私がパソに向かっているとメルモが何か訴えに来た。よく見ると震えている。
発作かと思ったがそのまま少しウロウロして玄関で寝る。
お昼。自分でやって来ないので呼びに行くと、ヨロヨロと歩く。だいぶふらついている。
よく見ると右目は完全に閉じている状態になっていて、左目も半開きで瞬幕(第三眼瞼・第二のまぶた)が半分くらい上がってきている。
直ちにステロイド投与。
その後寝かせようとするが家の中をフラフラと歩き、玄関、寝室、パソ部屋、リビングと何回か周り、最終的にバリケン(今はリビングに移動)に落ち着く。
夕方、状態がどんどん悪くなるのでH先生に電話確認し、グリセリン5mlを2回飲ませる。(大量に飲ませると下痢になるので5mlずつで様子を見ながら投与)
Kリーダーと連絡を取り急遽戻ってくることになる。

c0012120_14183512.jpgリーダーが帰ってくるまでがんばれと励まして待っていると、8時頃にだいぶ調子が良くなり、なんとゴハンも食べた。目も両目ともに普通に開いている。
その後玄関で寝るメルモ。
帰宅したKリーダーも、安定した様子に驚く。
その後外でトイレも済まし、10時頃と12時半頃グリセリン5mlずつを飲ませる。(今日の合計20ml)
だいぶ落ち着いたようで玄関で寝る。


10月11日(日)
快晴。朝7時にステロイド投与。
午前中は比較的落ち着いた様子だがまた目がつぶりがち。左目も半分閉じて瞬幕が上がっている。

c0012120_14265229.jpg夕方B病院へ。院長休診日のためW先生に診てもらう。
入るなり熱を測ると39℃少しと微熱。これが原因で脳圧・眼圧が上がっている可能性大。
熱があるので玄関タイルで寝ていたのだろう。抗生物質を出してもらい様子見。

オヤツを食べるメルモ。
もうジャーキーもクッキーもあげてます。

c0012120_1429553.jpgこの時はだいぶ復活したように見える。
いつも病院に来ると診察が終わって帰る時にはすごく元気になる。
お家に帰れると思うと力が湧いてくるのかな。

帰宅後、買ってきたアイスノンで首を冷やすと気持ちよさそうに玄関でしばらく寝る。
晩ゴハンは白身魚のムニエルをパクパク食べるが野菜ペーストだけになると残す。
食後、なんとなく落ち着かなくなりあちこち動き回り、さらにだんだん震えてくる。
玄関前の廊下で二人で撫でながら落ち着かせると横になる。
だいぶ落ち着いて寝始めたので寝室のメルモベッドに移すと、そのままスヤスヤ眠る。
Kリーダーがお風呂に入った直後、メルモが突然顔を上げ鼻をクンクンする。
直後にてんかん発作。
1回目の発作時は、Kリーダーが抱きかかえ私は急いで車を取りに戻った。2度目の時は2人で抱きしめ、すぐに座薬を入れるなど対応に追われた。
しかし今回は獣医の指示により抱きしめることはおろか、触ることもできずただ見守るしかない。
とてつもなく辛い。
たまらずKリーダーを呼んでくる。
ものすごく長く感じたが、1分程度だったのかも知れない。
痙攣が治まった直後からフラフラで歩き始める。家中うろうろ、転びそうになりながら歩く。
また徘徊か?
H先生に電話で指示を仰ぎ、座薬を入れる。
今回は廊下を半分に仕切って狭い範囲に入れてみるが、足下フラフラで歩く。
グリセリン5mlを投与。その後座薬2コ目を投入。
そのまま様子を見ていると、約1時間半後に倒れるように寝る。
前回の発作からちょうど1週間後。やはり、2度目(回数は3回目)の発作が起きてしまった。

10月12日(月)
晴。メルモは気持ちよさそうに寝ている。
朝9時にB病院に電話。
院長休診のためW先生に昨夜の発作の件を伝え確認しステロイドと抗生剤をヨーグルトで与えると、その後寝始める。
しばらくして我々が朝食を食べているとメルモが起きてくる。元気そうだ。
ゴハンは鶏肉を食べる。よくがっつく。
その後もリビングで我々と過ごす。
いい感じに戻ってきたと思ったが、どうも様子が変。家の中を回っている。徘徊っぽい。
一応リビングを丸く囲んで我々はあまりかまわないようにしてみる。
発作後のどこかへイッちゃってるような徘徊ではない。ちゃんとアイコンタクトもできるし我々のこともわかっている。が、止まらない。
またW先生に電話確認。グリセリン5mlを2回投与後、少し立ち止まるようになってきた。
これで様子を見る。
しかしいっこうに止まらないので散歩に出るも、排泄ナシ。
戻ってとにかく勝手にさせる。
少しすると玄関でドタッと尻餅をつき、そのまま今度は倒れるようにへたって寝始める。
まるで電池が切れるまで動き続けているようだ。
熱は38.8℃に下がった。
B病院に電話し、発作が出たら使う頓服の抗てんかん薬ではなく毎日服用して発作を“予防”する薬を出して欲しい旨相談する。本来こういった薬は強いので処方には慎重のようだが、メルモの場合は癌による発作ということもあり、フェノバールを処方してもらえることになった。とりあえずは最小量で様子を見る。
メルモはちょうど寝付いた所でKリーダーも帰ってきていたので私が1人で取りに行く。
病院に着くともう診療時間は終わっていたが待っていてくれていた。
お薬の説明や注意事項などを聞きながら私が、もしまだ何年も生きるのであれば覚悟を決めて付き合って行こうって思えるだろうけど、メルモに残された時間を思うとやっぱり…みたいな感じで言うと先生が優しい言葉をかけてくれる。そして「自分の犬もそうだったんです、だからよくわかります」と言うW先生の目が赤くにじんでるのを見たら私の中で何かが弾けてしまい。
思いがけず駐車場の車の中で大泣きしてしまった。泣いても泣いても涙が出てくる。散々泣いてヨシ、もう大丈夫!と車を出すが結局泣きながら運転してしまう。コンビニに寄って買い物してなんとか涙が乾いてから帰った。
帰宅するとメルモはまだ爆睡中。2時間ほど玄関で寝ている。
メルモを起こさないようにドアを少し閉めて夕食を食べているとメルモがやって来る。が、そのまま廊下の向こうへ歩いて行き、そこでチッチしてしまう。
トイレ(リビングにある)に行きたかったらしい。でももう粗相もまったく気にならない。
それからリビングのローテーブルに置いてあった我々の焼きそばをパクリと食べる。
他のお皿も狙う。ここのところすっかりパピー帰りしているメルモ。
でもそれはそれですごくかわいい。
ゴハンは相変わらずすごい食欲でがっつく。お薬の影響もあるのだろうがとにかく食欲があるのは嬉しい。
しかしその後また徘徊状態になる。
9時過ぎ頃ウンチをしていなかったので3ピキで散歩に出る。
町内を歩き、ウンチをする。いいウンチだ。
帰ってきてやはり歩き回っているので10時15分頃グリセリン5mlを投与。(本日合計15ml)
30分経ってお水をがぶ飲みし(グリセリン投与後30分はお水を飲んではいけない)、交代でお風呂に入っている間に玄関で寝る。
フェノバールの催眠作用が効いているのだろう。
静かにおやすみなさい。

10月13日(火)
晴。朝9時にステロイドをヨーグルトと与える。
今日はKリーダーは早出。
B病院は休診日、T病院のH先生は火・水がお休みなので何とか今日は無事に過ごしたい。
心配なのでフェノバールを早く飲ませるため朝ごはんを10時頃にあげる。(本来は12時頃がメルモの朝(昼?)ゴハン)
ゴハンは鶏肉と手羽元。骨もガリガリと元気に食べる。
その後水を飲みながら少しウロウロしたがすぐバリで寝る。ホッ。
その後何度か起きて水を飲みながら少しウロウロするがすぐに眠る。
久しぶりにこんな穏やかな午後。

c0012120_15372331.jpg4時過ぎ起きてきておやつとお水&ウロウロタイム。

歩くときはヨロヨロしてしまうけど、まだまだ元気だよ。

その後バリで寝る。
今日は何事もなく終われそうだ。



そして今日もずっと落ち着いて過ごしています。
フェノバールが効いてなんとかこのまま発作が出ずに穏やかに過ごせますように。


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by kura_yang | 2009-10-14 15:45 | メルモ:癌との日々 | Comments(12)

メルモその後

ご心配をおかけしましたが、順調に回復してきました。

10月8日(木)
c0012120_23212557.jpg寝室の特製ベッドでひたすら眠るメルモ。
でも自分で寝返りも打てるようになり、手足をぐぃ〜んと伸ばしてかなりリラックスして眠れるようになってきました。
トイレ散歩もまだゆっくりゆっくりのテンポだけど、大量のチッチ(ステロイドの為)と朝はウ●チもしっかり。
ただ時々フッと立ち止まって周りをうかがっている様な時があり、最初の発作時がそんなふうだったので少しドキッとすることもありますが、今のところ何事もなく。

c0012120_23254930.jpgそして午後になるとまた玄関で寝始めました。
姿勢もこんな感じで普段と変わらなくなってきた。
夜ゴハンもしっかり食べました。


10月9日(金)
だいぶ普段と変わらなくなってきました。
朝のサンポもマンションの周りを少し歩いたのだけど、サッサッサッと足取りもいい感じ。
ただ、歩いている時はリズムや勢いのおかげで安定しているのですが、止まっているとやはりまだフラッとくることがあります。ステロイドの影響もあるかもしれません。
例の立ち止まって周りをうかがう様子もアリ。


c0012120_23283614.jpgゴハンの時も昨日まではベッドまで呼びに行っていましたが、今日は自分でキッチンまでやってきました。

「そろそろゴハンの時間ですよネ?」
c0012120_2330502.jpgキッチンには思いっきり入ってますけど、まぁいいさ。(^^;)
ゴハンも今日は久しぶりの牛肉です。(食欲増進のため)
お肉の時はサプリでDHAを補給。

「早よください。お腹空きました〜」
c0012120_23331037.jpgそして午後はリンマンが来てくれた〜♪
ちゃんと玄関でお出迎えもしたよ。(と言うか、玄関で寝ていたというだけなんだけど ^^;)
ウレシイウレシイ〜♪

そしてひとしきりナデナデしてもらうと、「それじゃ」と勝手に玄関に戻って行ってしまいました。
マイペースぶりもいつも通りに復活。(笑)
c0012120_2343374.jpgお台場のイベント『OASIS』で販売するTシャツを持ってきてくれました。
わーん!かわいい〜♪
いい感じに出来上がってるぅ〜♪

※しかし、メルモがこういう状態&週末はKリーダーもいないので、私は参加できなくなってしまいました。m(__)m
c0012120_23471312.jpg自分用に購入した分。
カラーもサイズもいろいろ取り揃えておりますヨ。
詳しくは→コチラ♪ または→コチラ♪
c0012120_23494749.jpg早速着てみました〜♪
似合うかしら?
オレンジとすごーく迷ったけれど、オレンジのTシャツはもう持ってるので今回はターコイズにしてみました。
c0012120_23515474.jpgそしてそしてそして!
なんとリンマンちゃんったら夕食のおかずを持ってきてくれたの〜!
いろいろと大変だっただろうからって。
ううう〜ん、ありがとう。(; ;)
とっても美味しかったデス!
割烹鈴萬、出張サービス。ありがとう♪



夕方にはB病院へ行ってきました。
なんだか時間を追う毎に回復しているメルモ。
B病院ではまったく普通な感じに歩き回って、S院長もびっくりするほど。
やっぱり気圧だったんだ、とガッテン。
とは言え、右目に転移があるのは明らかだし脳への転移もまず間違いないと思われるので、てんかん発作を始めいろいろな症状が出てくることは否めない、という状況であることには変わりありません。
脳の場合は内臓と違って、元気だったのにある日突然…ということも起こりうるからです。
でも今日はステロイドが効いて右目の眼圧も若干下がっている様子です。
とにかく目の前にいるメルモが元気になっているのだから余計なことは考えずに、1日1日を明日に繋いでいければいいのだ。

それからメルモが散歩時に時々不安そうに立ち止まる事を相談すると、初めて発作を起こした後はその恐怖を忘れがたく、トラウマな感じにインプットされてしまうことがよくあるそうで。
最初の発作時と同じような状況(メルモの場合は散歩+遠くで音)で不安が増すと良くないのですが、飼い主がそれに気付いて緊張してしまうとそれが犬に伝わり逆に刺激してしまうと。
だから散歩で周りをうかがい始めたら気づいてないフリでそしらぬ顔。大丈夫だなと確認できればだんだん薄れていくらしいです。
まずは我々飼い主が発作を恐れない心構えが必要ですな。


c0012120_075321.jpgな〜に?
私は元気ですよ〜♪


※↓前回の記事で今後のてんかん発作について当初「週一程度なら治療はしない」と書いていましたが私のうっかりでした。「月に2回程度なら治療はしない、週一くらいで出るようなら薬による治療が必要」が正解です。r(^^;)

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by kura_yang | 2009-10-09 23:20 | メルモ:癌との日々 | Comments(8)

怒濤の一週間

ブログの更新も怠ってしまうほど怒濤の一週間でした。
まとめて書きます。
長いです。

10月1日(木)
右目の瞳の下側に茶色い影の様なものができる。先日のT病院で目の上側の虹彩のエッジが腫れてきていて転移の可能性があると指摘されていたので、癌が目の下側から浸食してきたのだと思いB病院へ。
診察の結果、上側の腫瘍部分から少しずつ出血しているとのこと。
ただしもう止血しているようだ。念のため止血剤を処方してもらい帰宅。

c0012120_23512969.jpg10月3日(土)
T病院。
肺のレントゲンの結果は若干影がくっきりしてきたが、腫瘍の大きさ・数などは変わりなし。
血液検査の数値はALP780、GPT170(その他異常なし)と、前回より良くなっているので引き続き抗癌剤を投与することに。
アドレアマイシン点滴を受ける。
メルモは元気でおりこうに点滴を受ける。

 
c0012120_2354176.jpg10月4日(日)
午前中の散歩は静嘉堂へ。
抗癌剤翌日なので押さえつつ、メルモは元気に歩く。
日中は伏せっているので今回は少し体がだるいのかなと思うが、オヤツも食べるなど日常は変わりない。

夕方の散歩で近所のスーパーまで行く。
行きは特におかしい様子はなかったが、帰りに突然立ち止まり後ろを気にして振り返ったままぼんやりする。
するとお尻~後ろ足から様子がおかしくなり痙攣を始める。
突然の事に動揺したがなんとか車に乗せてB病院へ直行し診てもらう。(痙攣はもう治まっていた)
S院長は休診日だったのでW先生に診てもらう。
てんかん発作、脳へ転移の可能性大と診断。
ステロイドの皮下注射をしてもらい、抗てんかん剤(ジアゼパム座薬)を処方される。

帰宅後メルモはリラックスしてテーブルの下で寝ていたが、突然ゴキブリが出現し退治していると、再び発作。ジアゼパム2錠を入れる。
痙攣はすぐに治まるが、フラフラになりながら家の中を徘徊し始める。
S先生(B病院)、H先生(T病院)に電話で相談をしながらリビングにイスなどでバリケードを作りその中をグルグルと回らせる。フラフラとぶつかりそうになるので私とKリーダーも中に入り見守るが、名前を呼んでもオスワリとか話しかけてもまったく反応無しで歩き続ける。
それでもゴハンは驚くほどがっついて食べた。今までにない執拗な食欲。
徘徊も食欲も薬の影響らしい。
午前2時過ぎ、約4時間の徘徊の後やっとフセになり、眠り始める。
我々もそのままリビングで就寝。

10月5日(月)
メルモはさすがにくたくたの様子で日中は寝ている。
夕方B病院受診。
もう一度てんかん発作について説明を受ける。
発作自体は命にかかわることではなく、通常1~2分で治まるのでまず動揺しない。
光や音の刺激がよくないので発作が起きたらすぐ電気・テレビは切る。
肌への刺激もダメなのでなるべく触らない。但しぶつかったりして危なくないように周りを注意。どうしても支える必要がある場合は毛布などでくるみこんで手を動かさない。
噛まれるので口に手を入れない。
前日のゴキブリ事件のように、寝起きやまどろんでいるところに突然音がしたりや状況が変わったりすることがきっかけでてんかん発作が起こることは多いらしい。
また不安や精神的ストレスが引き金になることも多い。
今後の対処としては最初の発作は様子見、それで治まれば薬は使わない。
すぐに再度発作が出たらジアゼパムを入れる。
発作が月に2回くらいで済むようなら薬は使わずつきあっていく感じ。
週一とかもっと頻繁に出るようなら薬での治療が必要。
など。
メルモは疲労は見られるものの元気な様子でゴハンもしっかり食べ、排泄も良好。
とにかく今後は要監視だ。

10月6日(火)
前日にも増してひたすら眠る。まさに爆睡。
昼過ぎにトイレ散歩に出るが足下がおぼつかない。
マンションの前でなんとかチッチウンコをし、すぐに引き返し爆睡。
夕方Kリーダー帰宅後3ピキでトイレ散歩へ。
昼よりも足取りはしっかりし、元気に歩く。排泄も良好。
その後晩ゴハンもさしみとアジをペロリと完食する。
が、その直後から足下がふらつき始め、様子がおかしくなる。
バリケン(リビングに移動)で寝るが、中で自力で寝返りを打てない様子。
バリケンの上側半分を取り外し“たらい”状態にして様子を見る。
結局“たらい”状態でも自力で方向転換できず、クッションで寝かせる。
立ち上がってもフラフラでオスワリもできない様な状態に。
とうとう貧血か?H先生(T病院)に電話で聞いてみる。歯茎や舌が白くなっているかどうか確認せよとのことだったが、見たところ白くはなっていないようだ。でもこんなにフラフラ。
この夜は2人で一晩添い寝する。
寝返りも打たないし、体を伸ばすとかもない。
まったく動かず目は白目を剥いた状態でただひたすら眠る。
体勢を変えるため起こそうとするとヒャンと鳴く。とても辛そうだ。
呼吸も荒くなったり、逆に一瞬止まったりする。2人とも最悪の事態を覚悟。
思い出話を語り合ったりする。

10月7日(水)
朝一で抱きかかえてB病院へ。
診察台の上に立つのもやっと、支えているうちに崩れ落ちる。
S院長の診断は、なんと天候の影響が大きいと。(台風接近中)
脳圧が気圧に影響を受けて上がっている可能性大。
もちろん脳への転移があるのは前提としているが、今回の症状は診たところ腫瘍による局所的な圧迫というよりは、全体の脳圧が上がって運動機能全体に影響が出ているようだと。
また脳圧が上がっているため頭も痛いはずだ、と。
確かに昨夜の辛そうな様子に当てはまる。
さらに驚いたことに血液検査の結果は、ほとんど正常値!
もともと高い肝臓の数値も予想範囲内、CBC血液一般はヘモグロビンも赤血球もまったく問題ナシ。
これには我々夫婦のみならずS院長も驚いていた。
メルモの体は、力強く生きようしている!
脳圧を下げるためステロイドの皮下注射を受け、経口のステロイド剤、脳圧を下げるグリセリンを処方された。

帰宅後トイレを済ませ、寝室に新たにベッドを作る。
窓の大きなリビングでは落ち着けない、洞窟の様な環境がベストとのことで寝室(もともとバリケンが置いてあった場所)にクッションや毛布などで特製ベッドを設え、部屋を薄暗くしてクラシック音楽をかけて完了。(外の音で不安が増さない様、クラシック音楽はレンジが広く他の雑音を上手く紛らせてくれる)
とてもリラックスした様子で眠る。
約2時間おきに寝返りさせるが、この時もスヤスヤ。痛がることもない。
夕方鶏肉少しと野菜ペースト(全部で150g程度)を食べる。
しっかり咀嚼し飲み込む。よし。
B病院に電話確認。落ち着いた様子からグリセリンの投与は見合わせ経口ステロイドのみで様子を見ることになった。

雨が酷くなる前にトイレ散歩に出す。
思いの外元気に歩く。
チッチのみで帰宅。(ウンチはなかなか出ないと思うが1週間くらいは出なくても気にしなくていいらしい)
そのままゴハンの用意。その間ずーっとキッチンの中でピッタリ私にくっついて待つ。
(徘徊したあたりからキッチンにはズンズン入ってくる、ヒール(付いて)など細かいコマンドは効かない、など赤ちゃん返り?のような反応が見られる)
ゴハンは通常の半分くらい。錠剤のお薬は全部粉にして入れる。
舌の力が少し弱まっている感じで食べにくそうだったが、手でヘルプしてあげて完食。
その後ベッドに誘導するが、まだ寝たくないらしく少しヨタヨタしながらも家の中をうろつく。
様子を見ながら好きにさせてみる。
最終的にベッドではなく玄関で寝る。
とりあえず好きにさせていたが、しばらくすると自分でベッドに入って就寝。


+   +   +   +   +   +   +



と、こんな感じの1週間でした。(^^;)
一時はどうなることかと思いましたがなんとか元気を取り戻しつつあります。
明日は台風が関東地方にも上陸予定なのでまだまだ安心はできませんが、ステロイド(&場合によってはグリセリンも使いながら)なんとか辛い思いだけはさせないようにガンバリマス。

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by kura_yang | 2009-10-07 23:46 | メルモ:癌との日々 | Comments(16)

やっぱり悲喜こもごも

さて、昨日の土曜日はT病院の日。
19日のお誕生日の日にB病院でいい経過を見せていたメルモですが、例の右脚の内ももあたりに5つほど出来ていたポチがいつの間にか10コほどに増え、大きさも米粒大から小豆大まで各種揃っている状態になってしまっていました。
それも、膝の裏から腿の付け根あたりまでの広範囲。まさに、ボコボコ出来てるって感じ。
手の甲のヤツもまたプックリ膨らんできています。

ふむー、T病院に直行するにはもう11時を回っていて間に合わないので(12〜16時は休診)、午前中はとりあえずB病院に行ってみた。
院長も診るなり「う〜ん、増えてるねぇ。」
そして「こんだけ広範囲にあるともう取れないなぁ。」

その瞬間、実を言うと少しホッとしたのです。
今まで計4回の手術(うち全身麻酔2回)をし、また手術ということになれば今回はたくさん切らなきゃいけないし、術後はまた包帯にエリザベス生活が続くかと思うと、QOLとしてはどうなんだろう…?、という思いがあり。
毎日包帯を変える時に目にしたメルモの痛々しい傷跡、エリザベスを付ける時せめてもの抗議でマウンティングをするものの結局お利口にエリザベスを付けられてトボトボ歩いて行く後ろ姿、そして取っても取っても“雨後の竹の子”のごとく出てくるヤツら…、そんなものが頭をよぎり、結局これから先最期までそんな状態だったら…?
いや、これ以上はもういいんじゃないか、という思いが湧き上がってきていたのです。
でももし先生に「取れます、取りましょう!」と言われたら、それを拒否できるのか…?
腫瘍なんて取れるものなら全部取ってしまいたい、という思いがあるのも事実。
だから今までもお願いしてきたし、その選択は全く間違っていなかったと思っています。
少しでも“良い結果になる可能性がある”と思われる道筋が示されたなら、それを自分の意思で選択しないなどということができるのか、自信はありませんでした。
だから「もう手術はムリ」という言葉を聞いたときは、複雑ですが安堵の気持ちがあったのです。

で、とにかくT病院の判断を仰ごう、ということになり、午後は予定通りT病院へ。
はっきり言って、これだけ広がってきているんだから肺も大きく広がっているだろう、肝臓や他の臓器にもたくさん転移しているかも知れない、と覚悟を決めて赴いたわけですが、これまた意外な結果に。

レントゲンには、前回より明らかに小さくなった腫瘍が写っていました。
1つを除いて大部分が小さくなっていたのです。
さらには、肝臓の数値もALPは772、GPTは208と、かなり下がっています。
担当のH先生も「なんででしょうね!?」と首をひねるばかり。
抗癌剤は効く時は全体に効いて癌が耐性を持ってくると全体に効かなくなるのが普通らしく、メルモの様にあっちには効いてこっちには効かない、というようなことはまずないそうです。
ナゼなのか、理由はわかりませんが内臓の腫瘍には効き目が出ていると思われる。
右脚のヤツらは増殖しているけれど、とりあえず命に関わるところではない。
という訳で、どうやら覚悟していた程の状態ではないようです。

前回打ったアドリアマイシンは3週間毎の投与なので来週にしか打てません。
でも、そうは言ってもやはり右脚の状態(リンパも少し腫れていた)をただ放置してあと1週間過ごすのもなんだかヤダな、何か出来ることないですか、と聞いたところ、副作用が弱くアドリアマイシンとも併用できる抗癌剤があるというのでそれを打ってもらうことにしました。
ブレオマイシンという抗癌剤です。
ただし、これは局所癌などでの効果はいくつか見られるようですが、悪性組織球症に対して使っているものではありません。
それでも人間の場合は悪性リンパ腫に70%以上の効果を上げているそうで、同じ免疫系の癌だし、何もしないよりはトライしてみるのもいいんではないか、というスタンスです。
「じゃ、メルモでトライして効果があったら論文発表してください。(笑)」
ということでお願いしました。
お注射だったのですぐに終了。

何というか、毎回いろんなことがありすぎてもうどんなことでも来い!って心境です。(^。^;)
さて、来週はまたアドリアマイシンの点滴だ。
どうかどうか、ヤツらを小さくしておくれ。


c0012120_13273.jpgメルモはまったくいつも通り、元気に元気に過ごしております。

「オヤツタイムでしょ〜、早く食べようよ〜」

c0012120_1331912.jpg「早よ!写真はいいからオ〜ヤ〜ツ〜ゥ〜」



※手の甲はやっぱり気になるようで舐めてしまうので(そうすると赤く腫れてしまう)、常に包帯巻いてます。


とにかく、メルモが楽しく幸せに過ごすことが最優先。
ハラ天でイビキのメルモを見ながら再確認しています。

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by kura_yang | 2009-09-27 23:59 | メルモ:癌との日々 | Comments(4)

お誕生日でした。

日本も新しく生まれ変わり、毎日のニュースがわくわく感を盛り上げてくれていますが、それと呼応するようにメルモも新しく“二ケタ”という世界に突入いたしました。

忘れもしない5月14日、『悪性組織球症』と診断された時は正直、こんな日が迎えられるとは思っていませんでした。
メルモが元気に10歳を迎えられたことを、心から感謝しています。
そしてこれからも、できるだけ長い間、こうやってのんびりニコニコと一緒の時間を作っていけますように。



さて、お誕生日の昨日も特に大きなイベントがあったわけではないのですが。(^。^;)
一応ご馳走を買ってきましたよ。
桜新町の神田屋というお魚屋さん(安くて激うま!)で…

c0012120_14392840.jpg新鮮なマグロです!
デカッ!

ニンゲンはマグロ丼、メルモにはそのままマグロゴハンです−。
c0012120_14403865.jpgKリーダーが切り分けているところを、待ち切れない様子で伺うメルモさん。

お、おいしそうですぅ〜!
c0012120_14415575.jpgじゃおわ〜んっっっ!!
うまそう!

ニンゲンのマグロ丼とさして変わりありません。
わさびと醤油の代わりに野菜ペーストが混ざってるだけ!

あっちゅう間にペロリと平らげました。(写真撮るヒマなし・笑)




それから夕方はB病院へ。
手術の痕のチェックと、右肩のプチと右手の甲の塊を診てもらいに。
なんとなーく、肩のプチも手の甲も少し小さく(平べったく)なっているような気がしていたのですが、先生に客観的に診てもらわなくては。

c0012120_1565118.jpg診察の結果…「ん!?小さくなってるね!」

ヤッター!
思わず記念写真♪

傷口も抜糸(&抜針)できました。
でもまた舐め倒して開いてしまってはいけないのであと1〜2日は包帯でカバーだ。

正確には、ずっと包帯していた右腕の内ももあたりに米粒大のが5コくらいまた出来はじめていたんだけど、とりあえずは他のが小さくなり始めてるので様子見。
アドリアマイシンが効いて、もっともっと小さくなってくれるといいな。
抜糸できたので、サメ軟骨サプリとVascuStatin(セイヨイヒルガオサプリ)も再開だ!


c0012120_15144798.jpgお祝い気分で我々の夕食。
神田屋で買った“でかすぎるアサリ”でボンゴレビアンコ♪
美味しかった〜!


それから嬉しいプレゼントが!
カレンオークママとパパが、バースディケーキを届けてくれました!

c0012120_15201945.jpgじゃああああ〜ん!
シャケとカボチャで出来たケーキです。
う〜、美味しそう♪
ちゃんとニンジンで“10”と“MELMO”の文字が。(^m^)
c0012120_15213363.jpgさぁ切るよ〜♪

は、早くください!
美味しい匂いがするのですね〜。(^m^)
この日はデザートに1ピースだけいただきました♪
c0012120_1523692.jpgそして今日の朝ごはん〜♪
お待ちかねシャケカボチャケーキでーす。
実はムース状のケーキの中にお薬をたくさん仕込んでおります。(笑)

待て〜♪
c0012120_15245583.jpgヨシッ!

あっと言う間に完食〜♪

お腹いっぱい食べたけど、まだ1ピース残ってるのよ〜。
オヤツでいただきましょ♪
カレンオークママ&パパ、ありがとうございました〜♪



というわけで、無事に10歳の秋を迎えることができました。
これからも一歩一歩、自然体でムリせず、楽しく、明るく、Kリーダーと私とメルモの3ピキで歩いていきます。
秋風に吹かれながら。

c0012120_15273610.jpg


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by kura_yang | 2009-09-20 15:32 | メルモ:癌との日々 | Comments(14)

カウンセリング

T病院での結果を受けて、細かい報告を兼ねて昨日B病院へ行ってきました。
右手の甲の膨らみについては、もうこれ以上は取れないなー、と。
前回の手術で皮膚を切除してただでさえ引っ張って縫合しているので、これ以上の切除はできないと。
我々も、やっとくっついた同じ所をまた手術するのはなんとも忍びないのでもうこれはこのままで抗癌剤の効きを期待して様子をみつつ、例の温浴もスタートすることに。
癌細胞は42℃で死滅するそうなのですね。なので42℃の温浴で、ヤツらをやっつけよう!と。
しかし、温浴することで血流が促進されると、骨形成にはプラスになるのですが癌のヤツらにも栄養が届きやすくなる可能性ももちろんあり、まぁこれは一種の賭ですな。
それからついでにB病院へ向かう車中で今度は右肩にまたしても同じようなプチを発見。
こちらについては皮膚に余裕があるので(切除する場合)やはりしばらく様子を見ましょうということになりました。

B病院はメルモが小さいときからずっとお世話になっているかかりつけの病院なので、メルモのことも我々の考え方などもよくわかってくれています。
こういうことになっても院長のS先生と話をしていると、なぜか我々がカウンセリングを受けている様にすーっと心が軽くなっていくのですね。(*゚ー゚*)
今回もメルモの基本的な体力(免疫力など含め)がしっかりしていることをとても褒めてくださいました。
この病気が発覚してから今まで、一度も貧血状態になっていないというのも大きいみたいです。確かにロムスチンの副作用で白血球が下がることはありましたが、貧血にはなったことがないのですね。
やはり常にメルモの体調が安定しているというのは一番スゴイことだと。
よーし、もっともっとガンバルゾー!


c0012120_1233328.jpg今回はキティーちゃんの包帯だよん。

もちろんT病院でのセルフ抜針事件も報告。
S先生も苦笑い。(^^;)



新しいオモチャをハムハムしてたので、激写してみましたよ。(笑)



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by kura_yang | 2009-09-15 23:59 | メルモ:癌との日々 | Comments(2)