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キジも鳴かずば

あっという間に11月ですネ〜。本日、残っていたTシャツ類をしまって替わりにセーターやフリース達を出してきて、やっとこさ衣替えを完了いたしました。(^。^;) はぁ、ホント衣替えってキライじゃ〜。

さてさて、タイトルのお話。今朝いつものようにコーヒーを飲みながら新聞を読んでいて、テレビ欄に何げなく目を落とすと突然飛び込んできたタイトルが『まんが日本昔ばなし〜ききみみ頭巾/キジも鳴かずば』でした。はっ!これは…!!まんが日本昔ばなし!?子供の頃毎週見ていた大好きな番組じゃないですか〜。いつの間に、再放送していたのですね〜。ビデオなんかも発売されていますが、商品になっているのはやはり「かぐや姫」とか「桃太郎」などのメジャーなお話がほとんど。私が好きだったのは夏なんかによくやっていたコワ〜イお話や、ちょっと悲しいお話、暗いお話、なんかでした。語りの市原悦子さん、常田富士男さんの作り出す独特な雰囲気がさらに世界をふくらませて、毎回タッチの違うアニメーションも楽しみでした。

そして、そんな中で私の心に一番残っていたお話が『キジも鳴かずば』だったのです。
物語はこう。ある貧しい村のはずれに父親と幼い娘が住んでいたのですが、娘が病気になり、父親はやむを得ず庄屋様の蔵からたった一握りの米とあずきを盗み、娘に“あずきまんま”を作って食べさせました。すると娘は元気に快復しますが、嬉しさのあまりあずきまんまを食べたことを手まり歌にして歌ってしまいます。それを聞いた村人が庄屋様に言いつけ、ちょうど毎年村を困らせていた川の氾濫を防ぐために父親は人柱として生き埋めにされてしまいます。
それを知った娘は何日も何日も泣き続け、その泣き声が村人達の心を突き刺しますが、ある日からまったく口をきかなくなってしまいます。そして何年か後、キジが鳴き声をあげて飛び立とうとしたところを猟師に撃ち落とされると、美しく成長した娘がキジを抱きながら「キジも鳴かずば撃たれまいに…」とつぶやいて去っていく…というお話です。

とっても悲しいお話ですが、子供心にとても印象に残っていました。『まんが日本昔ばなし』といえばこのお話が真っ先に浮かんでくるほど。これは見逃すわけにはいかない!と録画しちゃいました。たぶん30年近くぶりに見ましたが、やっぱりもの悲しいお話でした〜。(/_;)でも見れて嬉しい。
しかし、まんが日本昔ばなし、オープニングもまったく昔のままだったのがまた嬉しいニャ〜。毎週楽しみにしちゃお♪

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by kura_yang | 2005-11-03 00:21 | その他

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