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ゾーイの近況

みなさまこんにちは。
なんと、前回の投稿は2015年の夏ということで、あっという間に2年近く月日が経ってしまったようですね😓😓😓💦
久しぶりの投稿でいきなりですが、今回は病気のお話です。

ゾーイがウチに来て3年半以上経つわけですが、最近特に多飲多尿になり、家ではちゃんとトイレでしていたチッチも、食後などにいきなりその場でしてしまうというような事が増えたので、先日かかりつけの獣医さんに診て頂きました。
すると多飲多尿に加え、最近首筋や横っ腹のあたりなど被毛が薄くなってきているような症状から「クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)」の疑いがあるとのことで、専用の検査をしていただくことになりました。


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待合室で仲良くくっついて待つサニゾイ



で、本日検査結果が出まして、、、やはりクッシング症候群でした。
クッシング症候群について詳しくはググっていただけるといろいろと出てきますが、ざっくり言うと腎臓の上にある副腎という小さな臓器から分泌される副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることによって引き起こされる症状で、多飲多尿・食欲増進・左右対称の脱毛・筋肉萎縮・倦怠感・お腹が膨らむ、などの症状が出るとされています。
ゾーイの場合、症状としてあるのは多飲多尿、被毛は所々薄くなって色も薄くなってきてるけど左右対称ではないし脱毛まではしていません。あと元気も普通にあるしお腹が膨らんでいるということもありません。


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首筋や脇、横っ腹、あと写真にないけど尻尾の根元付近にも毛が薄くなっている部分があります。



先生によると程度としては中程度、ただし慢性化していると思われるとのこと。
たぶん我が家にやってきた時から軽い症状はあり、それが加齢によって顕著になってきたのではないかという事でした。
確かにウチに来た頃からメルモやサニーに比べると水をたくさん飲むなぁと思っていましたが、これは山での放浪中に飢餓状態にあったのでお腹を満たすためにいつも水を飲んでいたのかな、その癖が直らないのかな、と思っていました。
が、ふーむ、その頃からすでに発症していたのかもしれません。

それと副腎皮質ホルモンが過剰なのとは裏腹に、甲状腺ホルモンの数値は低くなっていて、甲状腺機能低下症を併発している可能性もあるようです。これはクッシング症候群の症状の一つでもあるそうなので、まずはクッシング症候群の治療から始めることになりました。

クッシング症候群の原因は、副腎を制御する脳下垂体に腫瘍ができた事による場合と、副腎そのものに腫瘍ができている場合があるそうですが、ゾーイの場合は副腎の腫瘍によるもののようです。
腫瘍と言っても良性だそうですが、放置しておくと悪性になる可能性ももちろんあり、早期の治療が求められます。
治療は投薬が一般的でゾーイもまずは副腎皮質の働きを弱めるお薬を飲むことになりました。
まずは2週間試してお薬の量を調整していきます。

症状が重いと糖尿病を併発したり、最悪の場合は腫瘍が悪性化してしまう可能性もあるそうですが、今のゾーイの状態では命に関わることはないということでとりあえずは一安心。
あとはお薬で数値を抑えて、できれば徐々にお薬の量も少なくなっていければ良いのですが。


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フィラリアも克服したし、今度もきっと大丈夫!
ゆっくり治療していこうね。

by kura_yang | 2017-06-28 22:39 | Zoe

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