毎日が贈り物

今日のメルモは調子いいです。
一進一退の日々ですが、毎日を感謝しながら過ごしています。


10月14日(水)
この日も夕方までは調子よく過ごしていました。
夕方B病院へ。
S先生に目のことや今後の治療について相談。
目はだいぶ眼圧も上がっているし出血して赤く濁っているけど、本人はまだ気にしていないのでもう少し様子を見ることに。
現在は脳圧を下げるためにステロイド(&利尿剤)を処方しているけれども、ステロイドは交感神経を活発にさせる作用がある。
本来は昼間は交感神経が働き外的から身を守る働きをして夜になると副交感神経の働きによって癌など体内の疾患を攻撃するはずが、ステロイド投与によって昼夜関係なく交感神経を活発にさせるため長く続けると癌に対しての攻撃ができなくなるという欠点がある。
なので今後はステロイドを段階的に減らしていくことに。(1日おき→ナシに)
今日の朝ステロイドを飲んでいるので明日はステロイドはお休み。

c0012120_11553184.jpgそれから、今まで使っていたバリケンが本来はちょうどジャストサイズだったのだけれど、足腰が弱くなって中で寝返りや方向転換ができなくなってきた。
寝ている時も←こんな感じに頭が出ちゃったり。
入る時に少しかがんだりするのも辛そうなので(時にそのまま立ち往生してしまう)、メルモのトレーナーだったF氏から大きめのクレートを譲り受けることになった。
早く届くといいな。

午後は穏やかに過ごしていたのだけど、夕方になりなんと雷雨が!(>_<)
家中音をたくさん流してごまかす。
メルモは以前より鈍感になっているのか、雷自体を怖がっている様子はないがかなり興奮気味でウロウロと歩き回る。雷の音がコワイというよりも、やはり気圧の影響で脳圧が上がっていると思われる。
だがそのうち音の方にも少し気が付いて洗面所やトイレの隅っこに隠れようとする。
そこへF氏が巨大クレートを届けてくれた。
我々が慌てて組み立てている間にメルモはいつのまにか玄関で爆睡。
そのまま1日を終える。

10月15日(木)
晴。昨日の雷雨での興奮徘徊の疲労のためか、死んだように眠っている。
11時頃朝ゴハン。
今日はステロイドなしの日なのでラシックス(利尿剤)、フェノバール、抗生剤、止血剤、他いつものサプリを飲ます。
鶏肉と手羽元を食べる。相変わらずの食欲だが足下はフラフラで立っていても倒れそうになる。
少し歩き回るがかなりヨロヨロで、もう歩けなくなりそうな勢い。
巨大クレートに何度か誘導すると、そのうちに自分から入って中で寝始める。

c0012120_1204797.jpgクレートは枠が木製でスチールの柵になっているかなり立派なもの。
洞窟にするために毛布やバスタオルなどで覆い尽くして出来上がった特製ハウス。
私やKリーダーでも一緒に入れる大きさだ。
これなら寝かしつけたり寝返りをさせたりが楽にできるのでとっても便利。
c0012120_122524.jpgメルモも足を伸ばしてゆっくり眠れる。
すっかり気に入ってくれた様子でぐっすりお休み中です。


c0012120_1241880.jpg12時少し前、グーママがお見舞いに来てくれた。
クレートでぐっすり眠るメルモに少し安堵のグーママ。
愛想無しで恐縮だったけど、むしろヨロヨロ状態でのご対面じゃなくてよかったかも。
また会いに来るよ、とメルモに語りかけてくれた。
夢の中で聞いてたはず。

その後グーママが帰ってもずーっと寝ていたが夕方頃になってメルモの様子がおかしくなる。
息が荒く苦しそうに手足を動かしているのでただちにグリセリン5mlを投与。
一瞬また発作かと焦ったが大事には至らず、また寝る。
もしかしたら発作のユメを見ていたのかなぁ。
しばらくしてまた具合が悪くなり、息も荒く体勢を変えようと少し触るとヒャン!と泣く。
B病院に電話するとステロイド投与の指示。
直ちに投与して様子を見つつ、明日の朝一で診てもらうことになった。
クレートで寝るが何度か起きてきてウロウロするが、右の鼻先や頬あたりが何かに触れたりするとヒャン!と泣く。やはり頭が痛いのか。
私はリビングのソファーで寝ることにする。
途中ハァハァすることはあったが概ね静かに寝ていた。

10月16日(金)
晴。トイレをしようと起きてくるがうまくシートで出来ない。
部屋をグルリと周りながら促すと部屋の真ん中でチッチ。出てよかった。
頭は痛いようで何かにつけヒャンと泣く。
やはりちゃんと歩けないのでKリーダーが抱きかかえて車に乗り、B病院へ急ぐ。
昨夜からの状態を鑑みて、Kリーダーも私ももうこれ以上の抗癌剤治療はやめようと決意していた。
病院に着いても診察台の上に立つこともできず横たわるメルモ。そんな状態のメルモを診てS先生も私達と同じ判断をしてくれた。
今後はいかにソフトランディングさせるか、という治療になる。
週末のT病院には行けそうもないこと、抗癌剤治療はもう終わりにしたい旨をH先生に伝えることになった。S先生からも連絡しておいてくれる。

ステロイドはやはり再開することになった。
なんとかステロイドを抜ければよかったがこの様子では到底ムリということで。(タイミング悪く雷雨だったのも悔しい)
今度は180度方針転換で、ステロイドの高容量投与によって痛みを和らげさらに組織球症においてはある程度の抗癌作用も出るそうだ。(良性の場合はステロイド治療するらしい)
病院で2倍量の皮下注射をしてもらう。
これで今日一日様子を見て、今後の投与量を再考する。
帰宅後指示によりグリセリン10mlを投与後、さらに約1時間後にラシックス。
11時頃起きてきたのでゴハン。
ステロイドはものすごく代謝が活発になるので食べられるのであればたくさん食べた方がいい。
が、下痢はコワイので1日4~5回程度に分けて食べさせることにする。

その後ずーっと寝ている。穏やかな感じ。
夕方、メルモが起き上がったのでKリーダーが帰ってきたかな~と思うと案の定帰ってきた。
こんな状態でもやっぱりわかるらしい。
KリーダーがT病院に電話し、H院長に報告する。B病院からすでに詳細を聞いていたH先生は快く我々の選択を受け入れてくれた。実はH先生の飼っていたワンコもメルモと同じように癌が脳に転移し、てんかんや徘徊といった症状を経験していてそれだけにとてもメルモの事は気にかかっていたのです、と言われたらしい。
今までのT病院での治療がなければメルモはこんなにもがんばっては来られなかっただろう。
本当に感謝しています。メルモはいい先生達に巡り会えてよかったね。

その後も家の中をウロウロする。
調子は良さそうだが、右側の頬や鼻先が何かに触れたりするとヒャンと泣く。まだ痛いみたいだ。
Kリーダーが買ってきてくれた小アジを4本食べる。相変わらず旺盛な食欲だがどんどんフラフラになっていく。
B病院に電話して報告&目薬をもらいに行く。
ステロイド系の目薬ともう1種類眼圧を下げる目薬を出してもらう。
さらに夜10時になったらステロイドとラシックスを飲ませるよう指示を受ける。
帰るとメルモは起きている。まずはステロイド系の目薬を点眼。
晩ゴハンはメバチマグロの湯通しにまぐろ刺身。薬と一緒に食べる。
しかしその後はウンチがしたいのかなかなか眠らず、クレートに入れても出てきてしまう。
しかたなく外に出すが結局ウンチはできない。
外でもうよれよれになってきたので抱えて戻る。
ステロイドは10時に飲ませる予定だったが9時15分に飲ませる。
もう一つの目薬も点眼する。
クレートではなくクッションに寝かせて二人でマッサージしているとやっと寝付く。
その後は静かに寝る。
今日は二人ともリビングで寝る。たぶんこれからも。
夜中の1時から朝にかけてほぼ1時間おきに起きてウロウロ、お水を飲む。
その都度体勢を整えて寝かしつける。



そして本日の10月17日(土)です。
とても調子が良さそうで、朝は自分で起きてきてウロウロ歩いていましたが、頭の痛いのがだいぶ軽減されているようで、ヒャンと泣くことはほとんどありません。
ステロイドは今までの2倍量をお昼に服用。
目薬はステロイド系のものを8、12、16、20時に点眼、眼圧を下げる方を10、14、18時に点眼します。
増量したステロイドに加えこの目薬がどうやら効いているような気がします。
寝ている様子もだいぶ楽そうで、自分で寝返りを打つまでになってきました。

c0012120_14362949.jpgそしてなんと、静嘉堂へ行ってみました。
ウチに来てから10年間、お庭のようにいつも行っていた静嘉堂、メルモの大好きな場所。
いつもは歩いていた道を車で登り、裏山のところまで連れて行きます。
ヨロヨロゆっくりではありますが、しっかりと大地を踏みしめて歩きました。

午後も相変わらず調子良さそうで、時々起きてきては部屋をウロウロ歩きながら、私が洗濯物を干している間は側でずっと見ていました。
こんな穏やかな日々がずっと続きますように…♪

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by kura_yang | 2009-10-17 15:40 | メルモ:癌との日々

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