怒濤の一週間

ブログの更新も怠ってしまうほど怒濤の一週間でした。
まとめて書きます。
長いです。

10月1日(木)
右目の瞳の下側に茶色い影の様なものができる。先日のT病院で目の上側の虹彩のエッジが腫れてきていて転移の可能性があると指摘されていたので、癌が目の下側から浸食してきたのだと思いB病院へ。
診察の結果、上側の腫瘍部分から少しずつ出血しているとのこと。
ただしもう止血しているようだ。念のため止血剤を処方してもらい帰宅。

c0012120_23512969.jpg10月3日(土)
T病院。
肺のレントゲンの結果は若干影がくっきりしてきたが、腫瘍の大きさ・数などは変わりなし。
血液検査の数値はALP780、GPT170(その他異常なし)と、前回より良くなっているので引き続き抗癌剤を投与することに。
アドレアマイシン点滴を受ける。
メルモは元気でおりこうに点滴を受ける。

 
c0012120_2354176.jpg10月4日(日)
午前中の散歩は静嘉堂へ。
抗癌剤翌日なので押さえつつ、メルモは元気に歩く。
日中は伏せっているので今回は少し体がだるいのかなと思うが、オヤツも食べるなど日常は変わりない。

夕方の散歩で近所のスーパーまで行く。
行きは特におかしい様子はなかったが、帰りに突然立ち止まり後ろを気にして振り返ったままぼんやりする。
するとお尻~後ろ足から様子がおかしくなり痙攣を始める。
突然の事に動揺したがなんとか車に乗せてB病院へ直行し診てもらう。(痙攣はもう治まっていた)
S院長は休診日だったのでW先生に診てもらう。
てんかん発作、脳へ転移の可能性大と診断。
ステロイドの皮下注射をしてもらい、抗てんかん剤(ジアゼパム座薬)を処方される。

帰宅後メルモはリラックスしてテーブルの下で寝ていたが、突然ゴキブリが出現し退治していると、再び発作。ジアゼパム2錠を入れる。
痙攣はすぐに治まるが、フラフラになりながら家の中を徘徊し始める。
S先生(B病院)、H先生(T病院)に電話で相談をしながらリビングにイスなどでバリケードを作りその中をグルグルと回らせる。フラフラとぶつかりそうになるので私とKリーダーも中に入り見守るが、名前を呼んでもオスワリとか話しかけてもまったく反応無しで歩き続ける。
それでもゴハンは驚くほどがっついて食べた。今までにない執拗な食欲。
徘徊も食欲も薬の影響らしい。
午前2時過ぎ、約4時間の徘徊の後やっとフセになり、眠り始める。
我々もそのままリビングで就寝。

10月5日(月)
メルモはさすがにくたくたの様子で日中は寝ている。
夕方B病院受診。
もう一度てんかん発作について説明を受ける。
発作自体は命にかかわることではなく、通常1~2分で治まるのでまず動揺しない。
光や音の刺激がよくないので発作が起きたらすぐ電気・テレビは切る。
肌への刺激もダメなのでなるべく触らない。但しぶつかったりして危なくないように周りを注意。どうしても支える必要がある場合は毛布などでくるみこんで手を動かさない。
噛まれるので口に手を入れない。
前日のゴキブリ事件のように、寝起きやまどろんでいるところに突然音がしたりや状況が変わったりすることがきっかけでてんかん発作が起こることは多いらしい。
また不安や精神的ストレスが引き金になることも多い。
今後の対処としては最初の発作は様子見、それで治まれば薬は使わない。
すぐに再度発作が出たらジアゼパムを入れる。
発作が月に2回くらいで済むようなら薬は使わずつきあっていく感じ。
週一とかもっと頻繁に出るようなら薬での治療が必要。
など。
メルモは疲労は見られるものの元気な様子でゴハンもしっかり食べ、排泄も良好。
とにかく今後は要監視だ。

10月6日(火)
前日にも増してひたすら眠る。まさに爆睡。
昼過ぎにトイレ散歩に出るが足下がおぼつかない。
マンションの前でなんとかチッチウンコをし、すぐに引き返し爆睡。
夕方Kリーダー帰宅後3ピキでトイレ散歩へ。
昼よりも足取りはしっかりし、元気に歩く。排泄も良好。
その後晩ゴハンもさしみとアジをペロリと完食する。
が、その直後から足下がふらつき始め、様子がおかしくなる。
バリケン(リビングに移動)で寝るが、中で自力で寝返りを打てない様子。
バリケンの上側半分を取り外し“たらい”状態にして様子を見る。
結局“たらい”状態でも自力で方向転換できず、クッションで寝かせる。
立ち上がってもフラフラでオスワリもできない様な状態に。
とうとう貧血か?H先生(T病院)に電話で聞いてみる。歯茎や舌が白くなっているかどうか確認せよとのことだったが、見たところ白くはなっていないようだ。でもこんなにフラフラ。
この夜は2人で一晩添い寝する。
寝返りも打たないし、体を伸ばすとかもない。
まったく動かず目は白目を剥いた状態でただひたすら眠る。
体勢を変えるため起こそうとするとヒャンと鳴く。とても辛そうだ。
呼吸も荒くなったり、逆に一瞬止まったりする。2人とも最悪の事態を覚悟。
思い出話を語り合ったりする。

10月7日(水)
朝一で抱きかかえてB病院へ。
診察台の上に立つのもやっと、支えているうちに崩れ落ちる。
S院長の診断は、なんと天候の影響が大きいと。(台風接近中)
脳圧が気圧に影響を受けて上がっている可能性大。
もちろん脳への転移があるのは前提としているが、今回の症状は診たところ腫瘍による局所的な圧迫というよりは、全体の脳圧が上がって運動機能全体に影響が出ているようだと。
また脳圧が上がっているため頭も痛いはずだ、と。
確かに昨夜の辛そうな様子に当てはまる。
さらに驚いたことに血液検査の結果は、ほとんど正常値!
もともと高い肝臓の数値も予想範囲内、CBC血液一般はヘモグロビンも赤血球もまったく問題ナシ。
これには我々夫婦のみならずS院長も驚いていた。
メルモの体は、力強く生きようしている!
脳圧を下げるためステロイドの皮下注射を受け、経口のステロイド剤、脳圧を下げるグリセリンを処方された。

帰宅後トイレを済ませ、寝室に新たにベッドを作る。
窓の大きなリビングでは落ち着けない、洞窟の様な環境がベストとのことで寝室(もともとバリケンが置いてあった場所)にクッションや毛布などで特製ベッドを設え、部屋を薄暗くしてクラシック音楽をかけて完了。(外の音で不安が増さない様、クラシック音楽はレンジが広く他の雑音を上手く紛らせてくれる)
とてもリラックスした様子で眠る。
約2時間おきに寝返りさせるが、この時もスヤスヤ。痛がることもない。
夕方鶏肉少しと野菜ペースト(全部で150g程度)を食べる。
しっかり咀嚼し飲み込む。よし。
B病院に電話確認。落ち着いた様子からグリセリンの投与は見合わせ経口ステロイドのみで様子を見ることになった。

雨が酷くなる前にトイレ散歩に出す。
思いの外元気に歩く。
チッチのみで帰宅。(ウンチはなかなか出ないと思うが1週間くらいは出なくても気にしなくていいらしい)
そのままゴハンの用意。その間ずーっとキッチンの中でピッタリ私にくっついて待つ。
(徘徊したあたりからキッチンにはズンズン入ってくる、ヒール(付いて)など細かいコマンドは効かない、など赤ちゃん返り?のような反応が見られる)
ゴハンは通常の半分くらい。錠剤のお薬は全部粉にして入れる。
舌の力が少し弱まっている感じで食べにくそうだったが、手でヘルプしてあげて完食。
その後ベッドに誘導するが、まだ寝たくないらしく少しヨタヨタしながらも家の中をうろつく。
様子を見ながら好きにさせてみる。
最終的にベッドではなく玄関で寝る。
とりあえず好きにさせていたが、しばらくすると自分でベッドに入って就寝。


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と、こんな感じの1週間でした。(^^;)
一時はどうなることかと思いましたがなんとか元気を取り戻しつつあります。
明日は台風が関東地方にも上陸予定なのでまだまだ安心はできませんが、ステロイド(&場合によってはグリセリンも使いながら)なんとか辛い思いだけはさせないようにガンバリマス。

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by kura_yang | 2009-10-07 23:46 | メルモ:癌との日々

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